来たる2022年10月19日に、弊社代表の太田記生(おおたふみお)の新刊を発売することになりました!
タイトルは『DX時代に成長する製造業のIT戦略〜ITプロジェクトを成功させるためのノウハウ』です。
弊社代表の太田記生が、中小企業診断士・ITコンサルタントとして、製造業・中小企業のDX推進をサポートしてきた14年間の経験を、この本に凝縮しました。
「経営者がDX投資をする前に読むべき本」として、1社でも多くの製造業はじめ中小企業の皆様にDX時代を勝ち抜いていただきたい、との思いを込めて、本書籍の原稿を書き進めさせていただきました。
全国書店のほか、Amazon、楽天ブックス、紀伊國屋書店、honto(丸善・ジュンク堂書店)などオンラインショップでも予約受付を開始いたしました。
ご関心のある方は、是非よろしくお願いいたします!
内容紹介(出版社より)
製造業においてDXを進めるにあたって、経営者が押さえておくべき戦略・プロセス・予算がよく分かる!
製造業の経営においても、DX(デジタル・トランスフォーメーション)が不可欠な時代となりました。
著者の太田記生氏は、
「DXにおける最優先課題は、基幹系業務システム(基幹システム)の導入・更改」
であると言います。
DXというと、ドローンの活用など、手を付けやすい業務から取りかかりがちですが、
経営データの宝庫というべき基幹システムに手を入れなければ、
DXが本来、目指すべき経営改革や業務効率化は実現できません。
太田氏は外資系の大手ITベンダーでSE(システムエンジニア)として、
ITプロジェクトに関わった後、中小企業診断士の資格を取得。
経営的視点とITの実務の両面から、数多くの製造業・中小企業のDX推進をサポートしてきました。
本書では、DX、IT戦略を推進する製造業・中小企業経営者に向けて、
DXの根幹を占める
「基幹システムの導入・更改にあたっての戦略・プロセス・予算」
を平易な言葉で解説しています。
本書を読んで、1社でも多くの製造業・中小企業がITを有効に活用し、DX新時代を勝ち抜いて頂きたいと思います。
目次
- はじめに
- 第1章 なぜIT投資に失敗するのか?
- 製造業において、なぜIT戦略が重要なのか
- IT戦略の本丸は「基幹システム」の活用
- なぜITプロジェクトが暗礁に乗り上げるのか
- 第2章 IT課題は経営課題。IT戦略は経営戦略。
- IT課題は経営課題である
- 「システムに業務を合わせる」が基本
- ITプロジェクトには経営層が必ず関与する
- IT投資額の目安を数値化する
- 第3章 ITプロジェクトでIT人材を育成する
- ITベンダーと対等に議論ができる人材が必要
- どのような社員を抜擢すればよいのか
- どのようにIT人材を育てていくのか
- 第4章 明確なRFPなくしてIT投資の成功なし
- ITプロジェクトの体制作り
- プロジェクト最初の山場がRFP策定
- RFPの内容と構成
- RFPの事例(前編)
- 【コラム】システムの二重化は必要か?
- RFPの事例(後編)
- 第5章 自社のニーズに合ったITベンダーの選び方
- ITベンダーの役割と選び方
- ITは価格だけで選んではいけない
- 得意・不得意の見極め方
- ITベンダー担当者の交代は要注意
- ITベンダーとの契約で注意するポイント
- 「ベンダーロックイン」を避け「マルチベンダー」で
- 【コラム】RFPは誰が策定するべきか?
- 第6章 システム開発のプロセス
- 要件定義
- 設計・プログラミング・マスタ作成フェーズ
- 本格稼働の前に不可欠な「テスト」
- いよいよ本格稼働
- 第7章 IT化のメリットを最大化する
- IT化の目的は「企業の継続的な発展」
- 取引先にもIT化を促してメリットを大きくする
- 定期的にIT満足度アンケートを実施する
- 第8章 ITの未来とDX時代を勝ち抜くIT経営
- 新しいITトレンドへの対応
- BCPへの取り組み
- 情報セキュリティー対策への取り組み
- OSを巡る新しい潮流
- おわりに